かんちゃん。昨日、四十九日の繰り上げ供養をして、お庭のつつじの下に納骨しました。夏場のお気に入りの場所だったよね。真っ白な毛と緑がかったグレーの美しい瞳のかんな。ちょっと気難しいけど賢くてクールビューティな女の子でした。ママが買い物に出かけるとき「アオ−ン、アオ−ン」って悲しそうに鳴く声が通りの向こうまで聞こえてた。帰って来るまで家の近くで待っててくれたね。冬はママのお布団で一緒に寝てくれて、幸せだったよ。ウチに来て14年余り、まだまだ長生きしてくれると勝手に思っていたから、病気が分かってどんどん痩せて行くかんなを見ているのはとても辛かった。かんちゃんに苦しい思いはさせないと決めていたけど、最後の日、沼田先生の往診が間に合わなくて苦しかったね。ごめんね。ママは今でもそれが心残りです。最後の日もしっかりした目でママを見ていたね。今でも思い出すと涙が止まりません。とても頑張ったかんな。偉かったよ。赤ちゃんの時から14年以上も家族にたくさんの笑顔と幸せをくれたね。ありがとう。かんちゃんと暮らした日々はとても大切な思い出です。いつか必ず再会しようね。約束したよね。それまで少しの間お別れよ。ママの大好きな大好きなかんな。今までもこれからもずっとずっと愛しているよ。